Project SUMICAの目標

私たちProject SUMICAは、国籍を理由とした理不尽な入居拒否を無くすことを目標としています。私たちは、公平な賃貸契約が結ばれる社会を目指して、様々な取り組みを行なっています。

目標を達成し、公平な社会を実現するための私たちの取り組みを、アプローチする対象別に「社会」「企業」の2つに分類して紹介します。

社会に対するアプローチ

****私たちの暮らす日本社会は、多様性のある社会です。アイヌや在日コリアンなどの民族的多様性、LGBTQ+といった性に関する多様性など、決して同質的な社会ではありません。しかし、残念ながら多様性が「尊重されている」社会とは言い切れません。「外国籍を有する人の住居問題」(以下、当問題)も、数ある認められにくい問題のひとつです。問題が認められない背景には、複数の要因があります。日本が単一民族国家であるという思い込み、外国籍に対する偏見、社会問題への無関心など。それでも、私たちの社会が抱える問題である以上、誰もが当事者として問題について考える必要があります。そうして皆に問題意識を持ってもらうことが、問題解決への第一歩となります。この項目では、Project SUMICAが多くの人に問題について考えてもらうために実施している取り組みを説明します。

ストーリー収集

当問題があまり意識されないのは、多くの人(マジョリティ)には問題が身近に感じにくいことも理由のひとつです。データだけを提示されても、実際何が外国籍を有する人の身に起きているのかはよくわからないと感じるでしょう。問題の実態をわかりやすくするため、私たちは実際に入居を拒否された方々や、外国籍の人に家を貸している方々にインタビューを行いました。

こちらのページでは、インタビューで聞くことができたお話を簡潔な文章にまとめ、公開しています。

外国籍当事者の声

ウェブサイト

もちろん、このウェブサイト自体も多くの方に当問題について知ってもらうために作っています。サイト内に用意しているコンテンツは、いずれもこの問題についてより深く考えてもらうために制作しています。今後も更新を続けるので、ときどきチェックしてみてください!

このサイトを読んで、少しでもこの問題が重要だと思ったら、ぜひ周囲の方に話をしたり、このサイトを共有したりしてみてください。少しでも多くの方が問題について考えることは、少しずつでも良い方向へと繋がっていくはずです!